情報セキュリティ・運用設計策定支援

統制された仕組みで、未来まで続く信頼と安心

私たちは、統制された仕組みに基づいたセキュリティとガバナンスを通して、システムのライフサイクル全体を安心で支えます。システムや運用がさまざまな脅威に対応できる体制を保つことで、利用者や企業が継続可能な環境構築を支援します。

●システムリスクアセスメント

 当社のシステムリスクアセスメントサービスは、CIS Controlsをベースに当社独自の視点を加えたチェック項目により、お客様のシステムを多角的に評価します。システムの実装状況や運用業務における課題を洗い出し、情報セキュリティ対策の現状を可視化。さらに、リスクに基づいた優先度付けを行い、実効性の高い改善アクションプランをご提示します。これにより、お客様は自社のセキュリティレベルを明確に把握し、将来を見据えた継続的な強化につなげることができます。

●セキュリティガバナンス・方針策定

 情報セキュリティは明確な方針とルールから始まります。当社はセキュリティポリシーや規程の整備、権限管理ルールの策定を支援し、組織全体に一貫したガバナンスを確立します。また、要件定義の段階からセキュリティ要件を組み込むことで、システム開発や運用において後付け対応ではなく、設計段階から堅牢性を確保。経営層から現場まで共通の基盤を持つことで、統制と透明性を両立し、持続可能なセキュリティ体制を実現します。

●運用プロセス設計

 安定したシステム運用には、明確で標準化されたプロセス設計が欠かせません。当社はインシデント管理、変更管理、構成管理、リリース管理といった基本プロセスを体系的に設計し、現場で確実に運用できる仕組みを整備します。さらに、パッチ適用やログレビューなどの定期作業をチェックリスト化し、属人化を防止。トラブル時の対応力を強化しながら、日常業務の効率化も実現します。プロセスに基づく運用により、安定稼働と継続的改善を両立します。

●監視・検知設計

 システムの安定稼働を守るには、問題をいち早く検知する仕組みが重要です。当社はサーバやネットワークの監視項目を定義し、障害・性能低下を早期に把握できる体制を構築します。また、セキュリティ監視により不審な通信や脅威を検出。アラート設計と対応フローを明確化することで、無駄な通知を減らしつつ迅速な初動を実現します。さらに、SLAやSLOなど可用性指標を設定し、経営層にも分かりやすい形で安定性を保証します。

●セキュリティ運用設計

 セキュリティは一度導入して終わりではなく、継続的な運用が重要です。当社はログ管理や監査ログの収集・分析・保持設計を行い、脆弱性管理やパッチ適用サイクルを仕組み化します。また、ゼロトラストや多要素認証(MFA)を組み込んだアクセス制御を設計し、内部不正や外部攻撃に備えます。脅威インテリジェンスを活用することで、最新の攻撃手口にも対応可能。組織に最適化したセキュリティ運用体制を整えることで、日常的に安全性を維持し続けます。

●教育・意識向上

 技術的な対策だけでなく、組織の「人」のセキュリティ意識が欠かせません。当社は運用担当者向けのセキュリティ教育やフィッシング訓練、インシデント対応演習を提供し、現場対応力を高めます。さらに、経営層に向けたリスクマネジメントブリーフィングを実施し、全社的な危機意識を共有。運用標準手順(SOP)の習熟トレーニングを通じ、誰でも同じ品質で対応できる体制を構築します。教育を通じて組織文化にセキュリティを根付かせます。

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